2007年9月19日(水) -9月30日(日)
12:00pm - 8:00pm (土・日・祝 〜6:00pm) 24(月)営業→25(火)休み
●木版画家の小平彩見さんを今年もお迎えすることとなりました。 今回の個展は、ひとつの“版画作品”というよりは、おはなしの挿絵や絵本の原画、ということを意識して、制作されたとのこと。福音館書店が発行している月刊誌「母の友」で掲載された挿絵をふくめて、「アイヌの昔話 クナウとひばり」「願い」「雲にアイロン」 「こまりましたね」などのお話をテーマにした作品、十数点を展示します。 小平さんは、この数年、絵本にたいへん興味をもって絵を描いてきたと思います。作品を描く時に、一枚の版画作品として向き合っていくのと、なにかお話があり、それに沿うような形で絵を描いていくのとでは、なにか質のようなものが違ってくるのではないか?と考えたりします。挿絵というのは、最優秀助演賞!のような存在でもあるでしょう。どのような作品が、一番物語をひきたてるのか、奥の深い性質の仕事だと思います。 他者が書いたさまざまなお話に絵をつけていく中で、小平さん自身の内側に、どんな物語が蓄積されていっているのか、今回は、おはなしに沿う形で描かれた作品がほとんどでしたが、作家自身のメッセージを含んだ作品も、また別の機会には見てみたい!と思っています。
●作家の言葉 小平彩見 “ことば”が本来持つ「ちから」が活きるような“絵”はどういうものか? この数年、手製本えほんをつくっていくなかでずっと考えてきました。 まだ答えのようなものは見つかりませんが、 壁の向こうには、今までとまた違った、 私をわくわくさせる世界が広がっているような気がします。 作家ホームページ[版画日和] http://hanga-hiyori.com/