永島信也展「龍の都」

2018年10月20日(土)~28日(日) / 休廊22日(月)

13:00〜19:00(最終日〜18:00)



このたびGallery花影抄では、10月20日より永島信也の個展「龍の都」を開催いたします。
永島は2010年に京都造形芸術大学の彫刻コースを卒業後、独学で根付彫刻について学び、
現代根付の世界で新しい境地を進み続けてきました。
近年は彫刻作品も積極的に挑戦しています。
根付彫刻、フィギュア的造形、木彫刻、それらの間を行き来しつつ、彫刻の可能性を探り、
現代の文化や風俗を作品に結実させているところが永島の持ち味であり、
魅力となっています。

卒業してから9年目を迎えた今年3月には、東京アートフェアにて個展も開催し注目を集めました。
今年のギャラリーでの個展では永島の原点のひとつともいえる、龍がテーマとなります。
制作を重ねてきた今、どのような形で私たちに進化した龍を見せてくれるか、
会場にてご高覧いただければ幸いです。
今年は立体作品中心に10点ほど作品展示される予定です。


■作家のことば

子供の頃より幻想に憧れを抱いていた僕にとっての上位存在としての象徴は「龍」でした。
僕はよく自分の”原点”を意識した作品づくりをしますが、
「龍」もまた一つの僕にとっての大きな原点です。

そしてもう一つ意識しているのは”現在”です。

龍を好きになって20年以上経過しているかと思いますが、
その中で様々な龍を見て、そして作ってきました。
それらを基に僕が生み出す”現在”の龍たちをご覧いただければと思います。

永島信也