森謙次展
珊瑚の国の人

2022年1月22日[土]~30日[日] ※24日[月]休廊
13:00〜19:00 (最終日〜18:00まで)

作家在廊日 11日[土]・12日[日]・16日[木]・18日[土]・19日[日]
※上記以外の在廊日についてはsnsなどで告知いたします。


【ギャラリーより】

生まれ育った高知と珊瑚を愛する森謙次さんの展覧会です。
新作の根付と和こもの(帯留や提げ)の展示販売とともに、
森さんがコレクションした珊瑚の帯留も参考展示をいたします。

(Gallery花影抄 橋本達士)

※感染症予防の観点より、最大収容人数5名の入場制限をしておりますが、ご予約なしでもお越しいただけます(状況によってはお待ちいただくことがございます)。変更等の際は、ブログで詳しくご案内いたします。


【作家の言葉 森 謙次】

 僕が、家業だった珊瑚職人を継いで間もないころ。
 僕の父や、僕が習いに行った先輩珊瑚職人の方は、自分の作品をあまり手元に置かない人たちでしたから、僕には「実物を見ながら勉強したい」という思いが強くありました。

 珊瑚職人を継ぐ前に奈良一刀彫で木彫を習っていたときには、奈良街(奈良の古い街)や東京国立博物館に行けば参考となる木彫作品がいくらでも見られたのですが、珊瑚は宝石です、作ったらすぐ売りに出してしまうのです。
 そのため職人の僕がなかなか珊瑚作品を見る機会がないというのは、ストレスでした。

 その反動と、もともと僕に収集癖があるのが相まって、珊瑚の帯留を集めるようになりました。
 なぜ帯留なのか? やはり珊瑚職人になったころ、京都で着物・帯留コレクターの池田重子さんの展覧会を観て、帯留の世界に魅了されたのが大きなきっかけです。

 根付ももちろん好きなのですが、珊瑚の根付は数が少ないことに比べ、珊瑚の帯留は目にする機会が多く入手しやすかったのと、それ以上に珊瑚の色合いを活かした花などの彫りの見事さにすっかりハマってしまったのです。

 今回、そんな理由で収集した帯留を、僕の作品と一緒に展示いたします。
 珊瑚の魅力を知っていただきたいのと同時に、普段、僕が何を参考に勉強をしているのかを知って見ていただけましたら嬉しく思います。


【作家の言葉 亀下 渚】
【ご来廊に関してのご注意点、お願い】

営業時間は13~19時です。 ※最終日は18時閉場となります。

森謙次展ではご予約をご希望の方にはお受けすることとし、いただいた場合は優先的にご案内いたします。

ギャラリーへの最大収容人数を5名といたします。
※5名より増えてしまった場合は、お待ちいただく場合がございます。

店内は窓を開けたり、サーキュレーターを使い換気を気を付けております。

入店時の手指の消毒、マスク着用はこれまで通り、ご協力をお願いいたします。

少しでも体調に不安のある方は、ご来店をご遠慮くださいませ。(小さなものであっても咳の症状がある、微熱がある、頭痛がある等、普段と体調の差異を感じられる場合)

皆様のご協力をお願い申し上げます。
ご質問等ございましたらお問い合わせください。