由良薫子 陶根付展
いきものをみつめる

2022年10月15日[土]~23日[日]  ※17日[月]休
13:00〜19:00(最終日〜18:00まで)




【ギャラリーより】

由良さんの陶作品は、彫刻的な造形力と陶磁の技術が程よく拮抗しています。

モチーフを見つめる眼差しの集中と軽やかさ、小気味良さが魅力です。じっと対象にフォーカスして入り込んでいかせつつ、どこかで飄々と達観もしているような雰囲気があります。

上記2つの事からも、根付を制作することが気質的にとても合っているように思います。

「生き物」を見つめてどのような形や色模様を引っ張り出し陶根付作品に凝縮させてくれるのか、とても楽しみな展覧会です。

Gallery花影抄/根津の根付屋 橋本達士)



【作家の言葉 由良薫子】 

生き物をモチーフにした根付を15点ほど展示いたします。

昔の土鈴や郷土玩具などを見ていると、実際の生き物とは全く違う形でもその生き物に見えてきて、それはなぜだろうと考えていました。

生き物を見つめた先に捉えられる特徴があるのだと思います。

私にも生き物を作る際、「生き物のこの特徴だけは譲れない」というところがあることに最近気付いてきました。自分でもどういった基準なのかまだはっきりとは分かりませんが、この展示を通して自分の作品を見つめられたらと思います。

未熟な部分も多いと存じますが、ご高覧いただけましたら幸いです。(由良薫子)


【ご来廊に関してのご注意点、お願い】

御予約なしで来場いただけます。

状況により、人数制限を行います。(ギャラリー入室をお客様4名ほどでお願いを申し上げます)

ギャラリースペースおよび店内は、換気扇を使用し、窓を開け、サーキュレーターを各所に配置し換気に気を付けております。
入店時の手指の消毒、マスク着用はこれまで通り、ご協力をお願いいたします。
少しでも体調に不安のある方は、ご来店をご遠慮くださいませ(小さなものであっても咳の症状がある、微熱がある、頭痛がある等、普段と体調の差異を感じられる場合)。
皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

ご質問等ございましたらお問い合わせください。

Gallery花影抄
03-3827-1323
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