神無月 サァ!休めるぞ

題名
神無月 サァ!休めるぞ
サイズ
3.0 × 3.2 x 高3.3 cm
素材
象牙、サイチョウの嘴、べっ甲
価格
販売済
制作年
平成25(2013)年
管理番号
bsu13021302
備考
十二ヶ月の根付連作
解説
「“神無月”は、出雲大社に日本中の神々が集まり、地方の神社には主である神様が居ない月。御留守番の“神々の御使い役”たちは、どんな気持ちであろうかと想像しての表現です。「ねずみ」は、十二支の一角を担いながら、数々の神様に奉仕する動物です。彼らにとっては、年に一度のバカンス。御主人を送り出して、「さあ!!これから何をして遊ぼうか」と勇み立っているところを図としました。作品の造形について。球体に鼠を表現した「伊勢正直の丸鼠(木彫)」がありますが、象牙材では重く感じられます。よって、球体に空間を設ける(お腹の部分を深く彫り込む)ことで、軽さと、鼠の動きに、より自由さを感じさせると思い、創作しました」(齋藤美洲)