新古典派根付展 〜江戸文化への憧憬〜

出品作家:小野里三昧 かぶ 藤井安剛 山鹿寿信 楽虫

2012年11月17日(土)~25(日) 休/22(木)
13:00~19:00 (最終日~18:00)




【 作家ごあいさつ 】

キモノの帯の代わりにベルトを利用し、ケータイ等を入れた提物を
根付を留め具として腰に付けている方を、最近よくお見受けします。
根付には、本来の留め具としての実用性がより強く求められて
きていると、私どもは感じています。

根付が再びかつての活力を取り戻すためのヒントは、やはり
古典根付の中にあるのではないでしょうか。

日常の道具として全国的に普及し、明治の開国以後は、
その美術性や意匠のおもしろさ、あるいは細密彫刻が世界的に
認められた古典根付。
この今に残された名品たちを師とし、そこから学ぶことで、
今後の新たな根付の方向性を見い出していきたい……。
そう考える、現代の根付作家5人による根付展が
実現しました。

皆様の御来店を、心より願っております。

藤井安剛