展覧会情報

Exhibition Information

磁佑 第2回個展
自由工芸展

2026年4月11日[土]〜19日[日]
13:00〜19:00(最終日18:00まで)
※13日[月]休廊
※作家在廊予定:11日・12日・18日・19日

出品作品の販売方法
・全ての作品は、お問い合わせの先着順での販売です。

・webやsnsで画像などが公開されている出品予定作品については、会期前よりお問い合わせを受け付けております。


※会場にガチャガチャ(カプセルトイ)も並びますが、500円(100円玉5枚での対応機種)ですので、ご希望の方は小銭のご用意をお願いできれば助かります。

※VR展示空間にアクセスするためにはメタバースプラットフォーム「VRChat」というソフトウェアをPCにインストールする必要があります。



【作家より】

初個展から3年、現在私は活動の幅を広げ、自身の工芸表現をベースにした
メタバース向けデジタルデータ作品の制作やカプセルトイの全国販売に挑戦し、
SNSを通じて自身と同じZ世代に工芸という技術や概念、
美術文化に触れてもらう機会を増やすべく活動しています。

今回の展示タイトル「自由工芸展」は、SNSを通じてたくさんの方に
作品を手に取っていただく機会の増えた現在を象徴するタイトルとして、
私がデジタルデータなどを販売する際のオンラインショップの名前
「自由工芸舎」から取りました。

DMに写っている作品は「カニタマ」というシリーズ作品で、
下の写真が工芸品として手作りするオリジナル版、
上の写真がメタバース空間内でペットとして連れ歩けるデジタル版となっており、
現在の私を代表する作品シリーズです。

今回はメタバースプラットフォーム「VRChat」での個展会場も自ら作成し、
現実世界の個展と同時開催の予定です。
仮想空間内で展示を開催することで、「展示に行く」という行為自体を疑似体験してもらい、
展示に興味を持つきっかけづくりや、遠方で実際に展示に来るハードルが高い人にも
自身の展示を体験してもらうことができたらいいなと思っています。

今回の個展を通し、インターネット文化と工芸の融合という可能性を
感じていただけましたら幸いです。

(磁佑)

【ギャラリーより】

磁佑さんの3年ぶり2回目の個展を開催させていただく運びとなりました。

初個展を振り返れば、ギャラリーからこんな言葉を寄せていました。
「2〜3歳ですでに鋏を手に紙工作を始めていた〈工作ネイティブ〉とも呼べる彼の制作からは、人が自らの手で何かを作ることの喜びと本人にとっての深い意味が感じられる」と。

初個展の後の彼は、3Dプリンターによるキット(もしくは完成作品)を普及版として販売し、制作したファンのみなさんが自作をSNSにアップしてものづくりの楽しさや世界観を共有するなど、相互交流のある新しい活動を手探りで進めていきました。
一つ一つ時間をかけて作り出す工芸作品と違い、たくさんの人に広まる楽しい感覚があったと思います。
そこから更に、本人の挨拶にもあるように、デジタルデータの作品をインターネット上に構築された仮想空間で発表し、瞬く間に数多の人に親しまれました。
キットやデジタルデータでの展開の度毎に、ファンの方々と一緒に楽しみ、交流の場・世界を急速に広げていきました。
つい最近では、ガチャガチャ(カプセルトイ)として大衆版の作品も販売流通し、さらに広く人の手に作品が渡りつつあります。

すべての表現活動に通じているのは、「好きなものをみんなと共有したい」という気持ちではないかと思います。
(この文章を書くにあたり質問してみましたら、彼自身が好きで影響を受けてきたものは「映像作品で言うと「風の谷のナウシカ」とヱヴァンゲリヲンシリーズだと思います。その中で登場する魅力的な小道具達に惹かれる心が今の制作に影響しているように思います。」と教えてくれました。)
web上の仮想空間と現実の大量生産流通の経済的世界・模型ファンなどの趣味の世界・手技につながる工芸世界、これらを自由に軽々と行き来する磁佑さんが開く展覧会が、いったいどのような場になるのか、私たちスタッフにとっても未知の楽しみがあります。
会場では、気の遠くなるような手仕事の集積としての工芸作品(金属や鹿角を素材とした自在的オブジェ、「みみ珠」「蟹珠」のバージョン違い、新作の球型変形根付も発表)、ガチャガチャ(カプセルトイ)と、気軽なファングッズも並ぶそうです。
間口を磁佑さんが可能な限り広くして、皆様の御来場をお待ちしております。

リアル会場での展示では、冒頭で書きました「人の手の仕事の意義」、実際の工芸作品が内包し伝える時間・素材・技術のこと、ヴァーチャル空間での作品の伝わり方・広がり方やスピード感について、会期を通して再考することになると思います。
それが、リアルとバーチャルどちらの世界もこよなく愛する磁佑さんの挑戦で今回の個展開催の意義でもあると思います。

ぜひ、実会場・VR会場、両会場での展示を御覧いただいて、御感想をお聞かせください。VR会場は、インターネット環境のことがあり、御覧いただける方と難しい方とあるかと思いますが、作家共々、何卒よろしくお願い申し上げます。

(花影抄/根津の根付屋 橋本達士)


公式ソーシャルメディア
Official Social Media


        
根津の根付屋 和こもの花影抄 花影抄展示室


        

「KOBE ART MARCHÉ 2026」に出展します。 2026年5月22日(金)から5月24日(日)までの3日間、神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて開催されるアートフェアです。 今年もイカラボさんとの合同展示です。 西の方面の御客様方とお会いできることを楽しみにしております。 art-marche.jp/about/

[image or embed]

— 花影抄/根津の根付屋 ( @nezunonetsukeya.bsky.social) 2026年4月2日 17:47