秋葉 絢(Aya AKIBA)紹介


秋葉絢は、多摩美術大学でガラス制作を学び、私的な感覚から表現される世界観や自分の思いをモチーフとして作品づくりを続けています。

技法はコアガラス、そして独自に発展させたバーナーワークを駆使し、主に蓋物や飾瓶にしています。

手のひらにのる小さなサイズの秋葉作品は、見る者に懐かしさや、わくわくするような気持ちを芽生えさせてくれます。それは、誰もが小さいときに感じたことのある感覚です。人が現代社会の中で生きて暮らす中で、見落としてしまうもの、忘れていたこと…身近な自然にある四季の移ろいや、大切な思い出だったり…そんな多くの人が潜在的に大事にしたいと感じているなにかが、彼女の作品には凝縮されているのです。

秋葉と接していると、日々暮らすなかの、何気ないことを見い出す才能があると感じます。道の片隅に落ちているものや、端っこにいるような生き物。よく彼女から、雀や蝸牛などの小動物を救う話を聞きます。視点がとても地に近いのです。そうした体験を元にふくらませた幻想を表現にした、オリジナリティのある秋葉絢の素晴らしい作品世界を、楽しんでいただけたら幸いです。