根付今昔

『緑青ROKUSHO vol.4 根付今昔 Past and Present』 マリア書房 2,800円+税

着物生活の必然から生まれた根付。実用品から美術品、輸出用、観賞用と、時代に合わせて本来の意味、用途は揺らぎつつも、日本は根付を失いませんでした。歴代の名品に勝るとも劣らない意欲的な作品が現在も生まれ続けています。



判型:B5変型 120頁
発行:2011年8月
ISBN-13:978-4895115735

本誌で設定した5つの時代区分を基に根付の今と昔の魅力に迫ります。
・江戸1(形彫根付の発生~1781) ~造形~
・江戸2(1781年~1868年) ~自己表現・技術~
・近代 ~西洋写実の導入~(1868年~1971年)
・現代根付1 ~徒弟時代の終焉~(1971年~1994年)
・現代根付2 ~新たなスタイルの構築へ~(1994年~)
江戸から現代まで脈々と続く作品群からは、その時代差による類似点、相違点を楽しむことができます。