付喪神 公衆電話
Tsukumo-gami Kōshū-denwa (Specters Transmuted from Utensils,
Public Telephone)
題名
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付喪神 公衆電話
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サイズ
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3.8 × 2.0 × 1.8 cm
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素材
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桃珊瑚 象嵌:水晶、黄楊、水牛角、猪牙
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価格
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販売済
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制作年
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令和3(2021)年
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管理番号
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knj21070703
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備考
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作品説明
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「携帯電話がほとんどの人々に普及した現代、公衆電話は徐々に撤去されていきましたが、災害時の通信手段としては必要ということが改めて見直され、テレフォンカードもつかえる緑の公衆電話は残されています。しかし、10円玉等の硬貨しか使われないピンク色の公衆電話は、古い喫茶店か骨董屋さん等でしか見られなくなってきました。そんな打ち捨てられた感のある倉庫の片隅で長い間眠っていたピンクの公衆電話に魂が宿り、夜な夜な街中に繰り出し、落ちている小銭を拾い回っています。そして拾った小銭を自分に入れては返却口から出し、また入れてを繰り返し、朝になるまで遊んで寝ぐらへと帰っていくのです」(森謙次)
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