作家のことば
まだ力の弱い神の子が、理想の力を得るため、あるいは擬態のために神獣や縁起物の着ぐるみを身に纏う。 それがキグルミヒメ。キグルミヒメは旅をする。その旅路で力を蓄え、成長し、人の願いの依代となる。