ガムシン薙ぎ払い
Gamshin Nagibarai (The Action of Slicing It Horizontally by Nagakura Shinpachi, Gamushin)
題名
|
ガムシン薙ぎ払い
|
---|---|
大きさ
|
4.5 × 4.2 × 2.8 cm
|
素材
|
鹿角 象嵌:黒檀
|
価格
|
販売済
|
制作年
|
令和6(2024)年
|
管理番号
|
kom24100505
|
備考
|
「狛 根付彫刻展 東方獣士伝」にて発表。
|
作家より
|
新撰組二番隊組長・永倉新八。幼い頃から神道無念流に学び剣の才能を開花。 家の跡取りが決まっていたが、剣の腕を磨きたいがため松前を脱藩。 道場めぐりで近藤勇らと出会い、 京都で新撰組を結成する。あだ名は
ガムシン
、がむしゃら新八の略。
無類の強さを見せたのは戦場。池田屋事件、禁門の変、鳥羽・伏見の戦い と新撰組の最前線で戦い、獅子奮迅の活躍を見せる。北海道に戻ってからは剣術師範として数多の生徒に剣を教える余生を送った。晩年に新選組の記録を記した自伝を執筆し、このおかげで現代我々は その誕生から顛末までを知ることが出来ている。豪胆、そしてまっすぐな人物である。強くなるために家を捨て、国を守るために身を捨てる、マンガのような人生だ。しかしどこか飄々として細かいことは気にしないような性格が浮かんでくる。どこかの孫悟空のような・・・顔写真がとぼけて眠そうな顔をしているので、アナグマがぴったりだと思った。孫と映画を観に行くのが好きだったそう。晩年は丁度新撰組が題材の映画も作られ始めた頃。観たとしたら、どんな気持ちで観たのだろうか。(狛)
|
※作品については、お気軽にお問い合わせください。