「粧(よそお)うたのしみ展」

2011.10.15(土)~23(日) 
13:00~19:00 ※20日休廊




< 参加作家 >
秋葉絢(ガラス) 小川郁子(切子)
辛島綾(染織)  柴田幸江(日本刺繍)
森謙次(彫刻)

この度、5名の作家さんを迎えて、和こものの展示を2年ぶりに開催します。

日頃からお取り扱いさせていただいている切子の小川さんは今回、定番の
ものとはちょっと違う、デザイン的にも技法的にも手のかかっている帯留を
出品してくださいます。個性的な切子の帯留が見どころです。

ガラスの秋葉さんは今まで和こもの花影抄では帯留を中心にお願いしてい
ましたが、今回の見どころは緒締です。ブログで時々ご紹介をしている緒締
は実などが中心ですが、DMの写真にもあるように、生き物をモチーフにした
かわいらしいものも並びます。もちろん帯留も出品予定です。

個性的な楽しい帯留も多く制作してくださっている森謙次さん。今回は今まで
人気のあった千鳥など、定番ものから得意の象嵌の技術を使ったあまり帯留
では見たことのないようなモチーフのものも並びます。

そして、今回新しくお迎えする作家さん一人目が辛島綾さんです。自ら染めた
糸で織っていく半襟はやわらかい風合いが魅力的です。すぐに襟になじむよう
な感触と織の模様のバリエーションに驚かれるかと思います。着物を着なれて
きたら欲しくなる、風合豊かなおしゃれな半襟を出品してくださいます。

新しい作家さん二人目は日本刺繍の柴田幸江さんです。日頃は帯や着物の
刺繍を中心に活動されている柴田さん。今回はこもの展という事で、小さい面
に柴田さんの世界を刺していただきましたが、小さい面の中のとても手の込ん
だ丁寧な仕事に驚かされます。

今回新しく迎える二名の作家さんのものに関しては特に実際に手に取り見てい
ただきたいものです。今回のためにとびきりの作品をご用意してくださった作家
さんに感謝し、また見にこられるお客様にも楽しんでいただきたいと思っており
ます。

ちょうどお着物でのお出かけにいい気候になってきました。
ぜひ、お着物で根津散歩と合わせてお出かけください。

担当/木塚