泉水 陶根付展

遊び尽くしで、ごめん遊ばせ。

2017年10月21日(土)〜29日(日)
※23日(月)休廊
13:00~19:00(最終日〜18:00)



今回は「遊び」をテーマに展開いたします。
自身の日本橋三越での「江戸名所双六」をテーマとした作品展の盛況を受けて、次の個展のテーマは「遊び」としました。
子どもの遊びから、言葉遊び、お座敷遊び…「遊ぶ心・遊び心」は、人々の生活を潤すことに一役かっているものと思います。 そんな遊びの題材を元に、根付作品を中心に展示いたします。


[作家の言葉] 泉水 

遊びは文化よりも古い、という。
いつの時代も日常生活と共に「遊び」があった。遊びは生活に豊かさを与え、文化をつくる。
「物」の無い時代でも、そこにある何かで人は誰でも、小さな遊びを発明してきた。季節によって、場所によって。
現代はモノに溢れていると言うけれど、コンピューターさえあれば、逆に「物」が無くても遊ぶことが出来る様になった。
流行る「遊び」は時代によって変わるのだろう。でも、江戸時代の遊びに纏わる浮世絵等見ていて、あまりやらなくなったのかもしれないけれど、凧揚げも人形遊びも今と変わらない。
そして何より遊ぶ人の笑顔が同じである。
「遊び」というテーマをもって、人を更に笑顔に出来る作品を作りたいと思います。