13：00～19：00、最終日は18時迄

この度、Gallery花影抄では上原万征の個展を開催いたします。
万征は、自動車整備士の仕事を経た後、上京し、ジュエリーの専門学校とカルチャースクールの「現代根付教室」にて、根付彫刻を学びました。
純粋に「ものづくり」に、ひたむきで、そして楽しい気持ちを持ちつづけて臨んでいる姿勢や熱が作品から伝わってきます。

今回の展示は、「鏡蓋根付」というマニアックなジャンルを追求する作品が並びますが、上記のように、単純に「ものづくりの楽しさ」が体感できる展示になると期待しています。


作家のことば（上原万征）

作品を作る上で当初からブレる事無く続けているテーマは、根付の一様式「鏡蓋根付」の可能性と進化です。

これまで根付彫刻（制作）の基本を守りながら、独自の解釈でギミックの導入や彫刻との組み合わせ等、新しい形へのチャレンジをしてきましたが、今回の個展でも決してブレない。
そして今回はその万征スタイルを生かしつつ、今までよりも彫刻部分に重点をおいた作品が中心となります。およそ１０点の出品となりますが、可愛い・かっこいい・面白い・怖い・不思議といった感情からモチーフを決めています。会場で、万征根付の世界を感じて頂けたらと思います。