水犀
Sui-sai (Shuixi, Mythical Water Rhinoceros)
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題名
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水犀
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サイズ
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4.6 × 3.8 × 3.7 cm
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素材
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黄楊、象嵌:鹿角、水牛角
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価格
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165,000円(税込)
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制作年
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令和8(2026)年
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管理番号
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juk26021402
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備考
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孺禾 根付彫刻展「佐嘉の地より」にて発表。
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作家より
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水犀は、中国古籍『山海経』に由来する神獣の姿です。中国では、彫刻や絵画として残された作品はほとんど見られません。
それに対して日本では、水犀に関する多くの絵画や彫刻が制作され、水中の神獣の姿を表現する独自の視覚的伝統が形成されています。
『山海経』には、犀牛(中国の水犀)に関連する異獣の記載があり、体は頑丈で、頭部・角・蹄の形状はさまざまであるとされています。古代の学者・郭璞(かくぼく)はその注釈において、これらの異獣は通常、水牛のような体形を持ち、頭は猪に似ており、脚は短く太く、さらに鼻・額・頭頂に角を有する場合もあると説明しています。
このような犀牛類の異獣は、地理的環境や神秘的現象と結び付けられ、上古世界の奇異な景観の一部と見なされていました。書中では、邪霊を鎮め、水域を守り、自然を安定させる象徴として描かれており、人々の水害や自然の力に対する祈りと畏敬の念を反映しています。
本作品は、中国古籍に見られる神話的要素と、日本における水犀の表現を組み合わせて構成しました。そこに神秘性、水の精、守護の象徴といったイメージを込めています。(孺禾)
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