山犬と海蛸子

Yama-inu to Kaishōshi (Mountain Dog with Sea Octopus)

題名
山犬と海蛸子
サイズ
5.5 × 3.4 × 2.6 cm
素材
鹿角、象嵌:鹿角、水牛角
価格
187,000 円(税込)お取置中
制作年
令和8(2026)年
管理番号
juk26021415
備考
孺禾 根付彫刻展「佐嘉の地より」にて発表。
ギャラリーより
日本の伝統的な題材としてよく描かれる狼=山犬。古典根付にも、似たような意匠の作品が数多く見られます。
埼玉県秩父にある三峰神社の守護神はオオカミで、邪気を払い信徒を守ると伝えられています。中国の草原地帯でも、オオカミは守護の象徴であり、精神的な指針とされます。
一方で、蛸は多幸で幸運の象徴の題材です。狼の根付を制作するにあたり、狼と何を組み合わせるかを話し合いました。兎や骨、蟹なども考えた末、蛸に決まりました。「海蛸子(かいしょうし)」とも書く、海に住む蛸と「山犬」とも呼ばれる山に住む狼──山と海の組み合わせです。さらに調べると、犬にとって生の蛸は食べると危険な食べ物であることもわかりました。では、この組み合わせは何を意味しているのでしょうか。一見不釣り合いな組み合わせの中に、鑑賞される方々が意味や双方のバランスを考えながら楽しんでいただけましたら幸いです。(孺禾・花影抄/根津の根付屋 橋本)

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