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ぬりかべ

大きさ:3.8 × 3.6 × 3.0 cm
素材:鹿角 象嵌:黒水牛角
制作年:令和2(2020)年
備考:台座付き

作家による作品解説(加賀美光訓)
多分?妖怪随一のズボラなぬりかべも、さすがに壁の所々がひどく傷んだので、コテ片手に補修のさなか、見上げると頭上に可愛い足跡が・・はてさて? この足跡の主はいずこへ?

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ひとつめねこまたとめだまこぞう おていれ一つ目猫又と目玉小僧 お手入れ

大きさ:4.5 × 3.2 × 3.0 cm
素材:鹿角 象嵌:黒水牛角
制作年:令和2(2020)年

作家による作品解説(加賀美光訓)
猫又の顔にある目・・ 目玉小僧です!猫又が、自分の大きな一つ目を外し、膝に乗せ、舌で入念なお手入れ。小柄な目玉小僧は、眼窩に入っての拭き掃除。お手入れは、人間様のコンタクト同様、猫又も、内から外まで、日頃のこまめな“お手入れ”は欠かせないようです。

加賀美光訓 略歴

加賀美光訓 KAGAMI Mitsukuni
1959年 山梨県出身 2011年根付制作開始。
2012年「第5回 現代木彫根付芸術祭」大賞受賞(飛騨高山)
2015年「第2回ゴールデン根付アワーズ」受賞(京都清宗根付館主催)
2019年「第6回ゴールデン根付アワーズ」受賞(京都清宗根付館主催)
工業製品の「試作型」を製作する仕事を経て根付作家になる。「ものづくりの精神」が作品の磨きや象嵌などの仕事ぶりに見て取れるように思う。

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