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大きさ:5.4 × 2.3 × 2.2 cm 素材:鹿角 象嵌:芥子パール 制作年:令和2(2020)年
作家による作品解説(かぶ) 羽織紐にじゃれつきたい猫が居ると思ったら、その後ろで猫又がじゃらされていました。羽織りには歌川国芳の「百ものがたり 金魚づくし」の浮世絵から化け猫の姿を、猫じゃらしの先にはその猫のお化けに驚く金魚を彫っています。
かぶ KABU 1991年ヒコ・みづのジュエリーカレッジにて彫金、象嵌などの金工の伝統技法を学ぶ。 2009年朝日カルチャー「現代根付教室」にて、駒田柳之・黒岩明両氏より根付彫刻を学ぶ。 2014年「第1回ゴールデン根付アワーズ新人賞」受賞(京都清宗根付館主催) やわらかな線が持ち味、小振りで繊細な作品を得意としている。猫との暮らしを大切にしています。