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くらんぷすKrampus

大きさ:5.0 × 3.5 × 2.8 cm
素材:鹿角 象嵌:黒檀、水牛角
制作年:令和2(2020)年

作家による作品解説(狛)
サンタクロースのモデルである聖ニコラウスの付き添いとして表れ、聖人が良い子にプレゼントを送る一方で悪い子におしおきをして回る役目を持った亡霊。ドイツ等ヨーロッパ中部各地でクリスマスの行事として彼らのパレードが行われている。なまはげ等日本の来訪神に良く似た存在であり、子供の幸せを願う優しさも持っている。

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はなこさんのうわさ花子さんの噂

大きさ:4.9 × 2.2 × 2.0 cm
素材:鹿角
制作年:令和2(2020)年

作家による作品解説(狛)
学校の怪談、七不思議の代表として語り継がれる少女の霊。トイレの3番目の個室に潜み、地域によって様々な性格や行動をしているが、おかっぱに赤い吊りスカート姿は共通している。本名は長谷川花子といわれている。

狛 略歴

狛 KOMA
1985年 島根県出身 2010年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。
2011年より狛として根付彫刻も制作(銘は、自身の無類の犬好きから)。
本業の木彫家としての活動もある。
同郷の永島信也との付き合いから現代根付の世界に触れ、根付制作をスタート。
確かなデッサン力で動物の根付彫刻を得意とする。
水木しげる氏の影響から妖怪に熱い思い入れがある。都市伝説のシリーズにも力を注ぐ。
本展のきっかけを作った作家の一人。

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